去年、一番心に残った事件は、「 Librahack 」という愛知県岡崎市の市立図書館のサーバーへクローラーを使ってアクセスを繰り返した方が逮捕されたという事件だ。 なんの説明もされないまま、この事件が報道されれば、「クローラー=悪」という図式になりかねない。 クローリングという技術は悪ではない。これは絶対だ。google使わない人いますか? 死ぬまで検索しないって誓える人いますか? あなたが検索して得た情報は、googleがクローリングして集めたデータの結晶です。 この事件については、 ここ や ここ や この辺り を見てもらうと情報がまとまっているし、twitterでは「 #librahack 」というハッシュタグで色んな人がツイートしていますので、読んでみて。 今更事件について、僕がまとめたところで既出の情報ばかりで面白くもなんともないので、どうして僕がこの事件をブログの初投稿に持ってきたかというと。 クローラーを積極的に、正しく使っていく事を今年の目標にしようと思ったから。 技術ってのは、便利になったり幸せになるために存在するし、生まれるもん。図書館の検索システムは確実にそれを揺るがした。こんなどうしようもないシステムに負けちゃいかん。 と、ウェブ業界の端っこで叫んでみた。